【株式会社crossDs japan】エゾシカと人との共存共栄、環境に配慮したSDGs対応 タイダイパンプス11月20日 サスティナブルキャンペーン開始
2020.11.17
~世界初 AYAMEの3D²×タイダイ パンプス~
- ・SDGsにおけるエゾシカ問題
「誰一人取り残さない(取り残されない)」とのビジョンのもと、2030年までに国際社会が目指す共通目標として、国連で「SDGs(持続可能な開発目標)」が採択されてから5年を迎えました。その中の一つの問題として北海道のエゾシカ問題があります。
平成30年に、北海道のエゾシカ による農業、林業の被害額はなんと38億円、交通事故に関しては年々増加しているという調査結果があります。自然に生息するエゾシカ自体の個数が増えすぎると、森の木々が枯れ、自然を破壊する要因にもなります。適正管理する事により「15.陸の豊かさを守る」、「11.住み続けられるまちづくり」などのSDGsの目標を達成できるようになります。
適正管理のために罠や猟師などにより捕獲されたエゾシカですが、肉(ジビエ)に関しては飲食店などで提供されはじめていますが、革に関しては捕獲された個体の5%程度しか流通していなく、ほとんどが破棄されていました。
この現状に対して、サスティナビリティブランドであるAYAMEは大正10年創業のフジトウ商事株式会社様とのコラボレーションにより、エゾシカ問題の解決と、環境負荷の高い家畜系の革に変わり、環境への配慮を考えたエゾシカの革を使ったタイダイパンプスを発売させていただくこととなりました。
参考『エゾシカ による林業被害の推移』 (http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/est/ht/yuushikishakaigi/R2/arikata6/sankou3.pdf)
参考『札幌市のSDGsへの取り組み』(https://www.ezoshika-club.net/団体概要/札幌市のsdgsへの取り組み/)
- ・商品コンセプト
サスティナビリティ&エコを掲げるブランドAYAMEとして、足に完璧なフィット感を作る3Dプリンタ技術、靴職人歴65年以上の職人による手仕事と、サブスクによりメンテまでカバーされるPremiumPLANを用意。お客様に対して、より良いものを無駄なく長く大切に履き続けられるということを大切にしてきました。
それに加え、今回はエゾシカ問題に対する問題意識、それをいかにサスティナビリティとして機能させ、無駄なく資源を有効活用していくのかというサスティナビリティ &エコをコンセプトに、商品開発を行わせていただきました。
■商品名:AYAME Nature (アヤメ ネイチャー)
・蝦夷鹿革のタイダイの名称: 雷、水、風
・価格: 初期費1万円 + PremiumPLAN月額5000円
(最低利用期間12ヶ月、メンテ付き。メンテ内容は通常のPremiumPLANと同一)
■AYAME SDGs サスティナブルキャンペーン
・キャンペーン価格:初期費1万円(税別)を半額の5千円(税別)
・期間:プレスリリース日から2月末日まで
(※対象は2月末までに計測を終えてご注文頂いたお客様まで)
- ・代表者プロフィール
沼津高専でロボコンでリーダを務めた、全国ベスト4。長岡技術科学大学経営情報システム工学科卒業。
ITコンサルタントとして小売業のお客様を中心に基幹システムの構築やメンテ、One2Oneマーケティングシステムの構築や専用端末の開発に10年ほど従事。2017年からオーダーメイドパンプスに3D技術を融合させた新サービスの開発を行う。主に3Dスキャナの開発に従事。
2019年独立しcrossDs japanを設立。
プチ情報
・社内、オフィス近辺では自分自身もパンプスを愛用
・パンプスがフルオーダーのため走っても脱げない
・最新テックマニアで海外から電子機器を取り寄せる
・家には計7台のアレクサを所持内1台冬眠中
- ・協力企業 フジトウ商事株式会社様
この度は協力企業様として、創業大正10年のフジトウ商事株式会社様の革を使用させていただいております。フジトウ商事様としては、エゾシカ問題に対し下記のような意識、思いがあります。
害獣とは農作物や木の樹皮などを食い荒らかし生態系のバランスを脅かす野生動物の事。近年野生動物が人里近くに降りて来て、獣害の被害が多発し社会問題になっています。しかし、動物達だけが悪いわけではない。動物達は木の樹皮を剥いだり農作物など食い荒らしますが、私達にも責任があります。土地開拓や約100年前にエゾオオカミの絶滅などにより生態系のバランスを変えてしまった事、森林を伐採し彼らの住処や餌場から追いやってしまった事も事実です。そういった事実や現代の社会構造をも受け止めて歩んでいかなければいけません。
これらの思いにAYAMEは共感し、弊社としてもエゾシカ問題に対して何か貢献できないかと考え、フジトウ商事様とのコラボレーション商品として開発を進めさせていただく運びとなりました。