ティーセルヌーヴォー株式会社の提案が、成長型中小企業等研究開発支援(Go Tech)事業に採択されました
2024.07.09
この度ティーセルヌーヴォー株式会社の上記事業への提案が、中小企業庁「令和6年度 成長型中小企業等研究開発支援事業」に正式に採択され、6月24日付のウェブサイトに掲載されました(240624saitaku_02.pdf (meti.go.jp))。
採択議題は、「レディーメード型超高純度γδΤ細胞の大量製造技術の開発」です。
(ご参考)
γδT細胞について:
γδT細胞は、ヒトの末梢血中に含まれるTリンパ球のうち、γδ鎖のT細胞受容体(TCR)を発現するT細胞です。
ヒトの末梢血中に含まれるTリンパ球のほとんどは、αβ鎖のTCRを発現するαβT細胞であり、γδT細胞の存在比率は1-5%といわれています。
αβT細胞は同種移植においてドナー由来の細胞が患者の体を他人と認識して起こす免疫反応である移植片対宿主病(GVHD)を引き起こしますが、γδT細胞はHLA 非依存的であり、GVHDを起こさないことから、この性質を利用してレディメード型T細胞として利用できる可能性があります。