クライアント&さくら共同NEWS

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(株)アイメソフトがAIチャットアプリ「彼女、お借りします」にGPT-2ベースの会話モジュールを提供

2020.12.22

アイメソフトは、チャット技術「AimeFluent」のカスタマイズ機能を『彼女、お借りします AIチャット&アラーム』アプリ(※1) に提供しました。

本アプリのチャットは、株式会社ユニシスが提供している次世代型対話AI(※2)を採用しています。

この次世代型対話AIのフリートーク(自由会話)に弊社が株式会社RATHと共同開発したGPT-2ベースの会話モジュールを提供しています。

GPT-2は、人工知能を研究する非営利組織のOpenAIが開発したAIで、まるで人間が書いたかのような自然な文章を生成することができると話題になりました。

今回の会話モジュール生成においては、GPT-2をベースに日本語での初期学習を行い、通訳機能等を介さずにより自然な日本語での会話を実現しています。

また、キャラクターを想定した会話コーパスデータによるファインチューニングを行うことで、ヒロインとの会話を楽しめるようになっています。

詳細は、こちらの記事をご覧ください。
https://www.atpress.ne.jp/news/238347

 

以下、株式会社エムアップホールディングス配信プレスリリースより抜粋

※1:『彼女、お借りします AIチャット&アラーム』アプリは、株式会社Creative Plusと日本ユニシス株式会社が、株式会社講談社より「週刊少年マガジン」で好評連載中の人気ラブコメ原作のアニメ「彼女、お借りします」の利用許諾を受け、次世代型対話AIで再現されたヒロイン達とのチャットや多機能アラーム機能を楽しめるアプリです。

※2: 次世代型対話AI
今回の次世代型対話AIは、アニメの世界観に沿いながら、ヒロインとの自由度が高い会話をチャット形式で楽しめるサービスとなります。
これまでも対話AIはコールセンターやヘルプデスク等の自動応答や店舗における売場案内に活用されてきました。しかしながら、これらに活用される対話AIは、一定の会話ルールに則っているため利用目的が限られる課題があります。一方で、自由な対話目的に採用される自然言語処理による対話AIでは、AIが自在な回答を形成してしまう為、会話の制御が難しい側面がありました。
次世代型対話AIは、シナリオに基づく会話(ルールベーストーク)と自由な会話(フリートーク)が共存する独自のハイブリッドモデルを採用することで対話AIの課題を解決しました。